星空
2004年10月25日奥多摩のトンネルの中は大雨が降っていた
知らない集団に1人放り込まれた私はちっぽけだった
世界が違っていた
やっぱり来なきゃ良かった
1歩も動く気がしない
動かないからお腹も空かない
クスリのせいか眠い
唯一の知り合いTKは忙しさとREちゃんをかまうのに忙しかった
REちゃんは見た目も踊り方も笑顔もすごくかわいい人だった
みんなに好かれているのに気づけばTKと手までつないであるいてた
ただでさえ1人で寂しい感じなのに
もっとかまって欲しかった
結構大きな地震のあったその夜は
夜中になって雲が晴れてきたので
星がたくさん見えていた
山に囲まれて小さく丸い空には
あちこちに散らばった星をかき集めたかのようにギッシリ
でもちっぽけでごはんも食べない人見知りの子ネコは
元気もなくって音を聞いても踊れなかった
役に立てないとわかっていながら何をやっていいかもわからずに役に立てなくて
私はとにかく焦っていた
結局どうすることもできなくて
私は1人不貞寝
ただのいじけ虫
ほんと役立たず
すごくすごく辛い夜だった
とにかく寒くて泣きたくなる夜だった
どうしても眠れない時は
山奥のキャンプ場の外のベンチで
遠くに人の姿と笑い声とトランスで浮き立つ光を見ながら
ただ1人 ずっと座っていた
ずっとずっと1人で座っていた
私は何をしに来たのだろう
REちゃんはTKを独占して私を寂しくもさせたけど
実は誰よりも気を使って声をかけてくれて
誰よりも私に元気をくれた
ありがとう
あなたにとって私の存在はちっぽけで役立たずで興味が薄いかもしれないけど
あなたの笑顔も、抱きしめた時の小さな小さな背中も、しばらくは忘れないよ
あまりにも暇で食べたナシゴレンは
クリーミーすぎてイマイチだった
でも、24時間ぶりに満たされた私から
微量ながらエネルギーがわいてくるのがわかった
そのエネルギーを感じながらフロアへ向かう
やっと踊れるくらいのエネルギーを手に入れる
控えめに 密やかに リズムに乗っていると
そこの空気に体がなじみだした
1人踊る
とりあえず踊る
足が痛くならないように控えめに踊る
途中でまたエネルギーを補給して
足が痛くなるたびに休憩して
ひたすら踊る
私は踊りに来たんだってことに
到着して24時間経過してから気づいた
パーティはなかなか終わらない
疲れ果てるまで1人で踊った
でも、帰りには
気づけば周りにたくさんの笑顔
知らない集団に1人放り込まれた私はちっぽけだった
世界が違っていた
やっぱり来なきゃ良かった
1歩も動く気がしない
動かないからお腹も空かない
クスリのせいか眠い
唯一の知り合いTKは忙しさとREちゃんをかまうのに忙しかった
REちゃんは見た目も踊り方も笑顔もすごくかわいい人だった
みんなに好かれているのに気づけばTKと手までつないであるいてた
ただでさえ1人で寂しい感じなのに
もっとかまって欲しかった
結構大きな地震のあったその夜は
夜中になって雲が晴れてきたので
星がたくさん見えていた
山に囲まれて小さく丸い空には
あちこちに散らばった星をかき集めたかのようにギッシリ
でもちっぽけでごはんも食べない人見知りの子ネコは
元気もなくって音を聞いても踊れなかった
役に立てないとわかっていながら何をやっていいかもわからずに役に立てなくて
私はとにかく焦っていた
結局どうすることもできなくて
私は1人不貞寝
ただのいじけ虫
ほんと役立たず
すごくすごく辛い夜だった
とにかく寒くて泣きたくなる夜だった
どうしても眠れない時は
山奥のキャンプ場の外のベンチで
遠くに人の姿と笑い声とトランスで浮き立つ光を見ながら
ただ1人 ずっと座っていた
ずっとずっと1人で座っていた
私は何をしに来たのだろう
REちゃんはTKを独占して私を寂しくもさせたけど
実は誰よりも気を使って声をかけてくれて
誰よりも私に元気をくれた
ありがとう
あなたにとって私の存在はちっぽけで役立たずで興味が薄いかもしれないけど
あなたの笑顔も、抱きしめた時の小さな小さな背中も、しばらくは忘れないよ
あまりにも暇で食べたナシゴレンは
クリーミーすぎてイマイチだった
でも、24時間ぶりに満たされた私から
微量ながらエネルギーがわいてくるのがわかった
そのエネルギーを感じながらフロアへ向かう
やっと踊れるくらいのエネルギーを手に入れる
控えめに 密やかに リズムに乗っていると
そこの空気に体がなじみだした
1人踊る
とりあえず踊る
足が痛くならないように控えめに踊る
途中でまたエネルギーを補給して
足が痛くなるたびに休憩して
ひたすら踊る
私は踊りに来たんだってことに
到着して24時間経過してから気づいた
パーティはなかなか終わらない
疲れ果てるまで1人で踊った
でも、帰りには
気づけば周りにたくさんの笑顔
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