私に高い靴を

2004年7月1日
学生の頃
大人になったら絶対に高い靴を買おうと思った
ヒールのある高くていい靴を履いて
靴擦れを起こさず疲れにくい靴で
カツカツと歩き回りたいと思っていた
そうしたらきっと高いヒールでもかっこよく履けるんだと

でも社会人になってみたら
学生の頃よりも足が軟弱になってしまい
ヒールの低い靴どころか
スニーカーでさえも足が痛くなる
高くていい靴を買ってみたいけれど
そんな靴を買ったら私はその月に何も買えないし遊びにいけないので
今の所はガマンしている
なるべく歩かないように
足の疲れはすぐ取るように

今朝も足が痛い
足に負担のかかりにくい靴なのに

..。oO○.。o○。oO..。oO○.。o○。oO..。oO○

今朝電車に乗ると 体育大の女の子らしき2人組が前に。
きれいに日焼けして きれいな筋肉をつけて 笑う笑顔がステキだった。
水泳部だろうか 胸元にだけちらりと白い肌が覗く。
彼女たちが電車を降りて空いた席に私が座った。
私の隣には細い女の人が座った。
その女の人はすぐに降りて 今度は肩幅の広いガッシリした男の人が座る。
サンバイザーにポロシャツ ハーフパン スニーカ
今からスポーツをしに行きますという感じの格好に見えた。
細い女の人がどいた跡だったので空間は狭く、
私は少しずれたけどそれでも彼の右腕と私の左腕は重なっていた。
汗臭くも男臭くもないその彼は 雰囲気はそこそこ落ち着いている感じで
駅名を見るために振り返った時 ついでに横顔を見てみた。
キレイに日に焼けた肌 細い目 男らしい横顔
でも何かが違う 他の人と何かが違う 何だろう
彼と私の腕は重なっていてピタリとくっついていた
袖から出た腕の部分もくっついていた
ひんやりとした肌 さらりとくっついていた
それに気づいてから私はその肌がついている部分が気になって仕方がなかった
彼も気になっているのだろうか
私の肌もひんやりしているのだろうか
でも座席と彼の腕に挟まれた私は動けない
避けようとも思わない
そのひんやりとした肌は気持ちよかった
そう思っていると彼は立ち上がる
大学が多い路線に乗り換えられる駅だった
学生だろうか
ドアの前まで行った彼を見ると目が合った
服も 顔も 雰囲気も 嫌味がなくて 爽やか過ぎず
スポーティーではあるけど普通に街に出て行くような格好だった
私はすぐに視線をはずして
また電車で隣に座ろうね と心の中で思う

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JUN

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